お知らせ

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 投稿日時: 2023-07-14 (1035 ヒット)

本日、714日よりコレクション展「生誕120年 森茉莉~幸福な日々、書くという幸福~」開幕!

「観潮楼の茉莉」、「作家・森茉莉」の2部構成で、当館新収蔵・初公開資料や『森茉莉全集』未収録原稿を含む50余点を展覧しています。鴎外の長女として生まれ、現在も多くの人々を魅了する作家へと成長した茉莉の姿をご覧ください。101日までの開催です。


 投稿日時: 2023-07-09 (543 ヒット)

710()から713()まで展示替えのため全館休館いたします。

714日(金)からはコレクション展「生誕120年 森茉莉~幸福な日々、書くという幸福~」

を開催いたします。ぜひ、お立ち寄りください。


 投稿日時: 2023-06-25 (482 ヒット)

626日(月)、27日(火)は全館休館です。

628日(水)より通常通り開館いたします。

特別展「鴎外の食」は79日(日)までの開催です。


 投稿日時: 2023-06-24 (675 ヒット)

本号では、連続テレビ小説「らんまん」で注目が集まる牧野富太郎と鴎外との縁について、練馬区立牧野記念庭園の田中純子氏に巻頭コラムをお寄せ頂きました。また、東京大学附属図書館長の坂井修一氏に、同館所蔵の鴎外の旧蔵書群「鴎外文庫」についてご執筆頂きました。


館内で配布中のほか、こちらでもご覧いただけます。


 投稿日時: 2023-06-22 (826 ヒット)

 

鴎外自筆写本『膳部之事』 大正3(1914)年 東京大学総合図書館蔵

 
写本『膳部之事』は武士の供応食として始まった本膳料理と食事作法「飯くひやう」について記されています。
本展チラシで目を惹く素朴なお椀や鯛の絵はこの『膳部之事』の挿図で、実は全て鴎外(当時52歳)が描きました。
鴎外の完全な創作ではなく、鴎外が「礼式の書」と称したもの(『鴎外日記』大正3年12月31日)を描き写したことが分かっていますが、底本の特定には至っていません。
 
挿図は本膳料理の部分のみに描かれています。
下書きがあるようには見えません。
筆で慎重に輪郭を描き、濃淡をつけながら丁寧に彩色を施していることが分かります。
底本があるとは言え、骨の折れる作業だったと思いますが、絵を描く様子を傍で見ていた長女・茉莉は鴎外が「遊んでいる」ようだと感じたそうです(茉莉『父と私』)。
鴎外が『膳部之事』を描き写した理由も分かっていませんが、この写本からは鴎外が日本の食文化や食事作法に強い関心を示し、楽しみながら描いたことが伝わってきます。
 
本展展覧会場では、『膳部之事』の実物を展示している他、全丁を一覧した展示パネル、『膳部之事』と類似性がみられる資料をタッチパネルでご覧いただけます。
 
特別展「鴎外の食」は7月9日(日)までの開催です。
 


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