お知らせ
開催中の展覧会から、展示資料を紹介します。
慶應義塾「大学部学生勤惰表」 明治29(1896)年 慶應義塾福澤研究センター蔵
鴎外は明治25年から32年まで慶應義塾大学部文学科で嘱託講師として美学を講義していました。
教え子に、明治29年に卒業し、後に大阪毎日新聞社社長となった奥村信太郎(1875~1951)がいます。奥村はのちに鴎外の講義を『追憶の森鴎外博士』『新聞に終始して』などで回想しています。その中で、「六人の少人数であるからまるで座談風に極くうち解けて、途中で雑談を交えたりして愉快に一時間の講義を楽しんだものである」(『追憶の森鴎外博士』)と記しています。
展示会場ではこの6人の成績表(勤惰表)、そして卒業生と創立者・福澤諭吉、鴎外ら講師や教授が写った写真を展示しています。
開催中の展覧会から、展示資料を紹介します。
木村雄、秦野英三郎『焙爐鯣分析成績報告』 明治29(1896)年 (『医事雑鈔』より)
鴎外が医学に関する覚書を書き留めた資料と共に綴じられていた、陸軍軍医学校の生徒の実習報告です。
鴎外は明治21年から32年まで陸軍軍医学校教官のちに校長を務めていました。学校で担当した課程の一つとして衛生学実習があります。グループごとに異なる食品の蛋白質、脂肪、炭水化物、灰分等の成分量を分析する課題が与えられ、学生たちは2ヶ月ほどかけて分析し、報告書を提出しました。このスルメを分析した報告書には、分析方法が比較的詳しく記されており、分析の手順や実習に四苦八苦する様子を知ることが出来ます。
展示会場には、「あさひビール分析表」もパネル展示しています。併せてご覧ください。
2024年は文京区と金沢市が友好交流都市協定を締結して5年の節目に当たります。また、1月の能登半島地震を受け、金沢市だけでなく石川県内の伝統工芸品を紹介するマルクトを開催する運びとなりました。
当館エントランスにて、4月24日(水)から6月30日(日)までの開催です。
被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
4月23日(火)は全館休館です。
4月24日(水)より通常開館いたします。
特別展「教壇に立った鴎外先生」を引き続きお楽しみください。
都合により、4月17日(水)のモリキネカフェの営業は以下とさせて頂きます。
ラストオーダー 15:30
閉店 16:00
ご了承のほど、よろしくお願いいたします。