お知らせ
本年は慶応3年から150年の年にあたり、同年生まれの文人たち―漱石・紅葉・露伴・子規・齋藤緑雨・三木竹二が150歳を迎える年でもあります。鴎外が主宰した文芸雑誌「めさまし草」(明治29年1月~同35年2月)には、これら6人の慶応3年生まれが集いました。鴎外・露伴・緑雨・紅葉らによる合評形式の文芸評論、子規一門の句が多く掲載された俳句欄、創刊号から連載された三木竹二の劇評など、同誌では近代文学の出発期を主導した鴎外と慶応3年生まれたちとの共演が目立ちます。
本展は、開館5周年を迎える当館の記念展でもあります。展覧会期間中は、関連講演会やギャラリートークのほか、さまざまなイベントを開催予定です。イベントにあわせても良し、展覧会だけを楽しむも良し、気候の良い秋の日に是非お出かけください。


10月2日(月)から10月6日(金)まで、展示替えのため全館休館しております。
お出かけの際は、ご注意ください。
尚、10月7日(土)より、特別展『明治文壇観測―鴎外と慶応3年生まれの文人たち」が始まります!鴎外主宰雑誌「めさまし草」を舞台に、尾崎紅葉、幸田露伴、斎藤緑雨、正岡子規、三木竹二、夏目漱石…今年150歳を迎える文人たちを紹介します。
森鴎外記念館NEWS20号をアップしました!
今号の巻頭コラムでは、没後50年を迎える鴎外長男・於菟の台湾時代の功績についてご執筆いただきました。また、開館5周年を記念して成澤廣修文京区長、加賀乙彦名誉館長よりのごあいさつを掲載しています!
森鴎外記念館NEWSは館内や区内施設で配布のほか、こちらからもご覧いただけます!
劇評家として活躍した鴎外の弟・篤次郎は、働きざかりである40歳に急逝しました。若くして亡くなったことも影響しているのか、篤次郎に関する文献はほとんどありません。
本展では、「三木竹二遺稿集」と記された原稿束の一部を展示しています。劇評の切抜や書写などが混在したものです。「三木竹二遺稿集」に該当する図書はこれまで刊行されておらず、誰がいつまとめた原稿なのかは分かっていません。
実は、末弟・潤三郎が鴎外の長男・於菟に「遺稿叢書の竹二遺稿『劇の型』」出版の計画があることを書簡で伝えています。「三木竹二遺稿集」に潤三郎は関わっていたのでしょうか?残念ながらそれも分かっていません。
しかし、篤次郎の業績を後世に残そうとする強い想いを持った者たちがいたことは確かです。

コレクション展「森家三兄弟―鴎外と二人の弟」は10月1日(日)まで!ご来館をお待ちしています。
なお、明日9月26日(火)は休館日となっております。ご注意ください。
現在開催中のコレクション展「森家三兄弟―鴎外と二人の弟」も、会期終了まで10日を切りました!
当館では本日より、「森家三兄弟」ミニ展示ガイドをご購入の方に、先着で同展ポスターをプレゼントします!「森」という漢字が三つの木から成ることにちなみ、三兄弟をそれぞれの「木」にみたてた、印象的なシンボルマークが目を引きます。ミニガイド、バッジ、特典ポスターと揃えてみるのも良いかもしれません。
ポスタープレゼントは、なくなり次第ですのでお早目にお求めください!



