お知らせ
10月22日(火)は全館休館です。
本日10月12日より特別展「111枚のはがきの世界―伝えた思い、伝わる魅力」を開催いたします。
新収蔵資料である111枚のはがきの初お披露目です。一堂に展示された様子は正に圧巻!
明治・大正・昭和と当時の郵便事情を交えながら、時代に分けて紹介しています。
発信者は総勢89名、文学・美術・演芸・政治などの分野で、時代に名を残す著名人ばかりです。
各人の全集に未収録のはがきも多く、一覧できる貴重な機会となっています。
書かれた内容はもちろん、そこから見える人間関係、はがきという小さな紙面に各人がどのような世界を描いているのか、現物と向き合いながらお楽しみください。
2025年1月13日(月・祝)までの開催です。
10月7日(月)~11日(金)は全館休館です。
10月12日(土)より特別展「111枚のはがきの世界―伝えた思い、伝わる魅力」を開催いたします。鴎外を始め近現代史に名を残す著名人らが交わした、新収蔵のはがきコレクションを一堂に展示します。是非お越しください!
文京区立森鴎外記念館は、10/1開始の以下のイベントに参加しています。
【~10/31】第32回 芸工展2024
谷根千、池之端、上野桜木、日暮里エリアで活躍するアーティストらが、まちなかで一斉に表現の場を設けます。
【~11/30】文京区×QuizKnockクイズラリー
文京区内の25の観光スポットに設置された二次元コードを読んでクイズに挑戦するスタンプラリーで、当館もスポットとなっています(二次元コードは館外掲示板に設置)。
【~11/30】東京文化財ウィーク2024
都内全域の文化財の公開や、様々な企画事業が開催されます。当館は「森鴎外遺跡」として都の文化財に指定されており、期間中は解説カードを配布します。
この機会に是非お出かけください。
現在開催中のコレクション展「鴎外の『意地』のはなし」では、鴎外が歴史小説を執筆するきっかけとなった出来事から、『興津弥五右衛門の遺書』『阿部一族』『佐橋甚五郎』の発表、そしてこの三作品を収録した初めての歴史小説集『意地』発行までを時系列で展覧し、現代に至るまでどのように読み継がれてきたかを紹介しています。
会場の第2展示室を入るとまず、右側の壁に6枚の文章が貼ってあります。『意地』収録の三作品から、登場人物の「意地」が描かれた場面、物語が動き出す場面、情景が目に浮かぶような場面を引用しています。
反対側の壁には三作品のあらすじをまとめたパネルや、鴎外と同時代から現代までの文学者が語る作品の魅力をまとめたスライドショーを上映しています。
本展は『興津弥五右衛門の遺書』『阿部一族』『佐橋甚五郎』を読んだことがなくてもお楽しみいただけます。これらのパネルやスライドショーをヒントに、自由に展示室をめぐってみてください。
コレクション展「鴎外の『意地』のはなし」は10月6日(日)までの開催です。