お知らせ
10月25日(火)は全館休館です。
10月26日(水)より通常通り開館いたします。
特別展「鴎外遺産―直筆資料が伝える心の軌跡」を引き続きお楽しみください。
本日10月22日より、特別展が開幕しました!
文京区立森鴎外記念館(2012~)では、前身の鴎外記念本郷図書館、本郷図書館鴎外記念室と受け継いできた、原稿や書簡、愛用品、初版本など文学的にも歴史的にも貴重な“鴎外遺産”を収集・保存してきました。開館10周年を迎えた本年、鴎外文学最高峰とも称される『渋江抽斎(その四十九、その五十)』の直筆原稿が“鴎外遺産”に加わりました。本展では、この『渋江抽斎』をはじめとする貴重な鴎外直筆原稿を紹介するとともに、近年発見され、森鴎外記念館(津和野)に寄託された鴎外宛書簡の一部を初公開いたします。
森鴎外(1862-1922)の生誕160年・没後100年記念の最終展示です。
会期は2023年1月29日(日)まで。展覧会の最新情報は、記念館HP等でご確認ください。
会期中の休館日は、10月25日(火)、11月22日(火)、12月27日(火)~1月4日(水)、23日(月)、24日(火)です。
10月17日(月)から10月21日(金)は、展示替えのため全館休館いたします。
10月22日(土)からは、特別展 「鷗外遺産~直筆資料が伝える心の軌跡」を開催いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。
(左)佐佐木信綱「詩碑除幕式 祝辞」 1954(昭和29)年 文京区蔵
(右)佐佐木信綱書「観潮楼址」門標原稿 1962(昭和37)年 【100056】
現在、当館が建つ観潮楼跡地(鴎外居宅)は、戦後、焼け野原から出発しました。
鴎外の遺族はこの場所にいつか鴎外顕彰の施設を建てることを視野に入れ、跡地を文京区に譲渡し、1954年に鴎外の創作詩『沙羅の木』詩碑を設置、1962年には鴎外記念室を併設した文京区立鴎外記念本郷図書館が開館しました。
鴎外と親交のあった歌人・佐佐木信綱は、この二つの鴎外顕彰事業に携わっています。
『沙羅の木』詩碑の除幕式では祝辞として観潮楼の思い出を朗詠し(写真左、署名のみ信綱自筆)、図書館開館時には観潮楼跡地であることを示す門標「観潮楼址」を揮毫しました(写真右)。
鴎外より10歳年下の信綱は、詩碑除幕式の時は82歳、門標揮毫の時は90歳。
高齢ということもあって手紙などは代筆も多かったようですが、門標では力強い筆致を見せています。
門標「観潮楼址」は現在も薮下通り側の観潮楼正門跡に設置されています。
信綱は今年生誕150年を迎えました。同時開催中のコーナー展示「周年記念を迎えた文学者たち」でも信綱と鴎外の交流をご紹介しています。
コレクション展「鴎外の東京の住まい」の会期も残すところあと一週間です(~10月16日まで)。
ご来館をお待ちしています!
文の京ミュージアムネットワーク加盟施設(有料)のうち15施設を対象に、
施設入館料を1回の入館当たり1,000円を上限に助成するキャンペーンを実施します。
区内には、魅力的な施設がたくさんあります。ぜひこの機会に、ミューズ施設を訪れてみませんか?
・対象者 区内在住者 (区内在勤・在学者は対象外です)
・実施期間 令和4年9月1日(木)~10月31日(月)
※休館日
9月26日(月)、27日(火)
10月17日(月)~21日(金)〈展示替え〉
10月25日(火)