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★特別展の見どころ2★

 投稿日時: 2023-11-08 (939 ヒット)

「千駄木」での鴎外と漱石の最大の接点は、時期を異にして住んだ「駒込千駄木町57番地の家(通称:猫の家)」です。この家を鴎外は明治2310月から1年ほど借家し、明治363月から明治3912月までは漱石が借主となり暮らしました。


漱石はこの家で『吾輩は猫である』を執筆し、文名を一躍高めました。作中には57番地の家の間取りや周辺などが描かれ、『猫』を読んだ鴎外の母・峰子も、家の様子が以前と変わっていないと語ったと伝わります。


 開催中の特別展では、明治409月に漱石が57番地の家の家主・斎藤阿具(漱石の学友で歴史学者)に贈った『吾輩は猫である』上・中・下編(文京ふるさと歴史館蔵)を展示しています。漱石は、上編の見返しに阿具の家を借りていた頃「玄関脇の書斎に立籠もつて月々起稿して遂に出来たもの」と献辞を載せました。そして受け取った阿具は、下編の見返しに識語(漱石が住んだ時期、転居経緯など)を記しました。それぞれの想いが込められた特別な『猫』を、お見逃しなくご覧ください。【上編見返しの展示は1111日まで。1112日からは下編見返しを展示】



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