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特別展「鴎外遺産~直筆資料が伝える心の軌跡」展示会場から~その2
投稿日時: 2022-11-24 (1267 ヒット)
黒田清輝筆鴎外宛書簡 明治40年10月18日 森鴎外記念館(津和野)寄託
この書簡が書かれた明治40(1907)年は、日本画、洋画、彫刻の各分野を一同に会した官制の公募美術展覧会「文部省美術展覧会」(通称・文展)が始まった年です。
鴎外は第一回目から審査員に名を連ね、洋画や彫刻の審査を担当しました。
この書簡は同じく審査員の一人だった洋画家・黒田清輝が、文展の鑑査や審査の日程を知らせるものです。
端的に用件を記していますが、3日後から始まる文展の一連のスケジュールを急ぎ鴎外に伝えようとしたのでしょうか。
鴎外は翌11月に陸軍省医務局長就任を控えており、多忙な合間を縫って文展の鑑査・審査に出席しました。
本書簡は展覧会初出品資料です。是非会場でご覧ください。