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コレクション展「森類」展示会場から その1

 投稿日時: 2021-10-15 (201 ヒット)

書簡「類筆 志げ、茉莉宛」1933(昭和8)年頃

 現在開催中のコレクション展「森類―ペンを執った鴎外の末子」は、「第一章 類の生涯」「第二章 ペンを執った類」の二部構成で展開しています。


鴎外没後、15歳となった類は絵画を習い始めます。洋画家・長原孝太郎や藤島武二に師事し、昭和6年から2年あまり、共に絵画を学んでいた次姉・杏奴と共にフランスへ遊学。著名な画家たちも通った、パリの画塾アカデミー・ランソンに通いました。


この書簡は、類が母・志げと長姉・茉莉に宛てたもので、「世界中で一番愛してゐる」というカフェの店名が印字された用箋に書かれています。帰国が迫る頃に書いたとみられ、書中には「みれんがのこる」とあります。パリでの生活は、類にとって生涯忘れることのない輝かしい経験となりました。


現在はエッセーストとして知られる類ですが、類の画業にまつわる資料も展示しておりますので、この機会に是非ご覧ください。

 

 


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