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特別展「観潮楼の逸品」展示会場から その7

 投稿日時: 2021-08-27 (1056 ヒット)

 西園寺公望書『才学識』


Saigakushiki第二展示室では、「観潮楼を飾ったものたち」として美術品、書・扁額、記念品を展示しています。その中から、鷗外が書斎に飾っていた扁額を紹介します。

西園寺公望は、明治39~41年、同44年~大正元年首相を務めた政治家です。同40年より文人を集めた文芸懇話会「雨声会」を開き、鴎外も招かれました。

この書は大正5年4月に行われた同会で鴎外が西園寺に依頼し、贈られたものです。

「才学識」とは歴史を書く人に必要な三つの長所、才気、学問、見識をあらわします。西園寺は漢学の素養が高く、この言葉は『唐書 劉知幾伝』にちなみます。

左側には「鴎外先生嘱」として鴎外に頼まれて書いたことが記され、西園寺の号「陶庵主人公望」と署名しています。


特別展「観潮楼の逸品 鴎外に愛されたものたち」は、9月12日(日)までの開催です。


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