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特別展「観潮楼の逸品」 展示会場から その4

 投稿日時: 2021-06-16 (1312 ヒット)

 中村不折書『文選』

 第二展示室では、「観潮楼を飾ったものたち」として美術品、書・扁額、記念品を展示しています。

Sho_NakamuraHusetsu 書・扁額のコーナーでは、折々に贈られた詩文や書斎に飾っていた書を展示しています。
 今回は中村不折(洋画家、書家)による書を紹介します。書斎に油彩画や書幅と共に飾られていたといいます。この書が書かれた来歴は不明ですが、鴎外は不折の書を好みました。不折に江戸後期の儒者・渋江抽斎の詩の揮毫を依頼したこともありますので、この扁額も書いて貰ったものかもしれません。
 書かれているのは中国西晋の詩人・左思『詠史八首 其八』の一部分で、不遇であっても自分に過ぎた望みを持たず、満足することの大切さを説いています。

 特別展「観潮楼の逸品 鴎外に愛されたものたち」は、会期を延長して9月12日(日)までの開催です。


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