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コレクション展「拝啓、森鴎外様」Part1 展示会場から その1

 投稿日時: 2020-12-23 (1134 ヒット)

寺崎廣業筆鴎外宛年賀状 大正31914)年11日付

 

東京美術学校(現・東京藝術大学)の講師や、

文部省美術展覧会審査員、帝国美術院院長などを歴任した鴎外は、

生涯を通して多くの美術家との交流がありました。

大正3年、日本画家・寺崎廣業から届いた年賀状には、

この年の勅題・社頭杉(しゃとうのすぎ、「社殿の前の杉」の意)が刷られています。

勅題(ちょくだい)とは、歌会始のため事前に出される御題を指し、

年賀状の画題となることも多かったようです。

 

また住所面に目を向けると、葉書の紙面三分の一のスペースに、

賀詞と寺崎の住所、氏名が書かれていることが分かります。

明治33年に私製葉書(絵葉書)の使用が認可されてから、

明治40年には、絵葉書の住所面の下部三分の一に通信文の記載が可能になりました。

展示資料からは、このような郵便制度の変化をも見ることができます。

 

コレクション展「拝啓、森鴎外様―鴎外に届いた手紙 Part1 年賀状を楽しむ」は

2021124日(日)までの開催予定です。

 

      


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