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◆展示会場から「少しも退屈と云ことを知らず 鴎外、小倉に暮らす」その2◆

 投稿日時: 2019-03-23 (1273 ヒット)

鴎外筆賀古鶴所宛て書簡 明治33年12月19日付


 この書簡は、展覧会タイトルの元となった資料です。
 鴎外は第12師団軍医部長として小倉に赴任し、務めを果たしていました。
鴎外の日々の職務の詳細は分かっていませんが、展示中のこの書簡からはその一端をうかがう事が出来ます。

KokuraShokan この書簡は、友人の賀古鶴所に宛て、小倉より4kmほど離れた兵舎で、チフスが絶えないため下水工事を行うことになったことを伝えています。
 そして、「公私種々ノ事業ノ為メニ夜十二時迄少シモ休マズソレ故少シモ退屈ト云コトヲ知ラズ御安神下サレ度候」と充実した日々を過ごしていることを伝えるのです。
当時、鴎外は退出後、フランス語、禅学などを学び、心理学の講義を行うなど、小倉の人と交流し学んでもいました。
 
 思いがけず始まった小倉での生活を、鴎外は自分の努力によって充実したものとしていったのです。
 

 コレクション展「少しも退屈と云ことを知らず 鴎外、小倉に暮らす」は3月31日(日)まで開催中です(休館日:3月26日)。ご来館をお待ちしています。


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