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展示会場から「鴎外の『うた日記』」その4

 投稿日時: 2019-01-10 (343 ヒット)

 

鴎外筆高浜虚子宛書簡 明治39年2月22日付 【全集未収録】 公益財団法人虚子記念文学館蔵

 
明治39年1月12日、鴎外は戦地から観潮楼に戻ってきました。
それから間もなく、『うた日記』刊行に向けて動き出しています。
 
本書簡は、『うた日記』編集の際、俳句の選句に協力した俳人・高浜虚子に宛てた書簡です。
同年1月25日、虚子が観潮楼を訪れて俳句の選句を行っており、書中の「先日ハ御面倒な願」は、このことを指しているとみられます。
文末には「ビール少々差上候」とあり、鴎外と虚子の親しい関係が垣間見えます。(ちなみに、虚子は2月22日が誕生日だったとか…!)
 
新春を思わせる美しい用箋を用いた本書簡は、『鴎外全集』未収録の初公開資料となります。
本展では、同時期に同じ用箋で親友・賀古鶴所に宛てた書簡(同年同月28日付)も併せて展示しています【写真奥】。二通の書簡が並ぶまたとないこの機会を、是非お見逃しなく!
 
特別展「鴎外の『うた日記』―詩歌にうたった日々を編む」は今日を含めて残り5日!
1月14日(月)までの開催です。


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