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展示会場から「鴎外の『うた日記』」その3

 投稿日時: 2018-12-13 (1489 ヒット)

鴎外筆田山花袋宛葉書 明治37104日付 田山花袋記念文学館蔵

本日1213日は、小説家・田山花袋の誕生日です。
花袋は当時在籍していた博文館の従軍記者として、鴎外が所属している第二軍に派遣され、日露戦争の戦地に赴きました。二人の初対面は、鴎外が広島に滞在していた明治37329日のことでした。広島・宇品港から出航後、二人は戦地でたびたび顔を合わせ、文学談義に花を咲かせました。花袋が現地で手に入れた書籍を、鴎外に見せたこともあったようで、鴎外はこれをもとに『営口で獲た二書の解題』(常設コーナーで展示中)を執筆しています。

花袋は明治37919日に帰京し、同月29日に観潮楼を訪問します。この葉書は、花袋の訪問に対する礼を、鴎外が述べたものです。鴎外筆書簡が収録された『鴎外全集』36巻(岩波書店、昭和64年)にも掲載されていない貴重な資料ですので、この機会に是非ご覧ください!


特別展「鴎外の『うた日記』―詩歌にうたった日々を編む」は、2019114日(月・祝)までの開催です。
年内は休館日の1224日(火)を除き、28日(金)まで開館しています。


 


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