お知らせ
イベント頁に、『文豪ストレイドックス』(KADOKAWA)とのコラボレーション企画Vol.2のお知らせをアップいたしました。
現在開催中の特別展「文して恋しく懐かしき君に」では、尾崎紅葉が鴎外に宛てた書簡も展示しています。「中央新聞」5000号への寄稿に関する書簡で、明治32年5月15日に発行された5000号には、名士や作家の祝辞や祝詞が多数掲載されました。鴎外は、「鳴鏑抄(1)」として「◎早婚晩婚」「◎似たもの似ぬもの」を寄せています。これは『鴎外全集』(岩波書店)収録の「心頭語」の最後に収められた2編で、全集では初出不明とされていました。
10月17日より開始した文豪ストレイドッグスコラボバッジプレゼントは予定数に達したため11月6日をもって終了致しました。
ご来館ありがとうございました。
鴎外訳『即興詩人』は、同時代はもちろん、現代に至るまで、多くの作家たちを魅了してきました。現在開催中の特別展「文して恋しく懐かしき君に―鴎外、『即興詩人』の10年―」では、鷗外訳『即興詩人』を愛した作家のひとり、芥川龍之介の書簡を紹介しています。
※画像の無断転用、転載はお断りいたします。
○右)芥川龍之介筆葛巻義敏宛書簡
○左)【参考資料】
芥川と谷崎の親交に、心を通わせる谷崎と松子との間に、鴎外訳『即興詩人』が関わっていたのです。【芥川書簡の展示は、11月6日までです!】