お知らせ
6月26日(火)は第4火曜日のため全館休館です。なお、6月27日(水)は午前10時から通常開館いたします。皆さまのご来館をお待ちしております。
<現在会期中の展示>
特別展「鴎外と旅する日本」は7月1日(日)までです。詳細はこちらから→http://moriogai-kinenkan.jp/
森鴎外記念館NEWS23号をアップしました!
本号では画家・藤田嗣治の没後50年を記念し、鴎外と藤田父子の関係について、大妻女子大学教授の須田喜代次氏にコラムをご執筆いただきました。また昨年開館50年を迎えた、日本近代文学館の取り組みをご紹介しています。
本誌は館内配布の他、区内施設や都内文学館の一部などでも配布いたします。
また、当館HPでもご覧いただけます。是非ご覧ください!
賀古鶴所筆鴎外宛書簡 大正2年3月25日付
鴎外の親友・賀古鶴所が鴎外に宛てた書簡です。
本書簡には、熊本藩主だった細川家の家従から寄せられた資料を、鴎外に贈ることが記されています。さらに、細川家家臣・都甲太兵衛について触れ、「熊本の者の癖として熊本程善き地は他にハ無く藩士にして何事かに長じたるものハ即ち日本一のものと断定候が常に候」と述べ、「熊本の者」は都甲のことも「日本一の豪の者」と思っていると続けています。鴎外は大正6年1月に小説『都甲太兵衛』を発表しており、本書簡の情報が執筆につながった可能性もあるかもしれません。
都甲は、剣豪と謳われ熊本に墓がある“ある人物”とも関連が深い人物です。その“ある人物”とは…展示会場でお確かめください!
6月20日(水)には、本展最後のギャラリートークがあります。
ぜひお越しください。
本日、機器不具合のため、誠に勝手ながら地下1階映像ルームを閉室させていただきます。
お客様には大変ご不便をおかけしますことお詫び申し上げます。
なにとぞご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
鴎外自筆原稿「盛儀私記」大正4年 ほか
現在開催中の特別展「鴎外と旅する日本」では、鴎外が訪れた全国各地にちなんだ資料をご紹介しています。
京都府のコーナーでは、鴎外が列席した大正天皇の即位の大礼(大正4年11月)に関する資料を展示しています。鴎外の大礼の日記『盛儀私記』(自筆原稿)、三つ組みになった「御大礼恩賜銀杯」、当時発行された絵葉書などを見ることが出来ます。
鴎外の『盛儀私記』は即位の大礼の様子を伝える記事の一つとして「東京日日新聞」「大阪毎日新聞」に連載されました。
本展は2018年7月1日(日)まで開催しています(開催期間中の休館日は6月26日)。是非ご来館ください。