お知らせ

  件
 投稿日時: 2020-11-02 (1287 ヒット)

楊斎延一《美人菊見の図》 明治28年 文京ふるさと歴史館蔵

森茉莉自筆原稿『ドッキリチャンネル』 世田谷文学館蔵

第一章「森家の年中行事」の秋のコーナーで、期間限定資料の展示が始まりました。KikuNingyoandSithigosan

 

・菊人形のコーナーでは、楊斎延一の大判三枚綴の錦絵(写真左上)を展示しています。

明治期の団子坂は、菊人形の名所として知られる観光地でした。趣向を凝らしたさまざまな菊人形や、菊花壇、鉢植えの菊が楽しまれ、菊の開花時期にあたる10月~11月には大勢の見物客が詰めかけました。これらの様子はしばしば錦絵の画題となり、本資料でも着飾った女性や親子が見物を楽しむ様子が描かれています。

 

・七五三のコーナーでは、茉莉自筆原稿『ドッキリチャンネル』(写真右下)を展示しています。

茉莉によると、母・志げや母方の祖母よりも選び方が新鮮だったため、茉莉の七五三(髪置、帯解)の祝いの際には鴎外が着物や帯を見立てて注文したと言います。このエピソードは茉莉の随筆に幾度となく登場し、父・鴎外からの贈り物がいつまでも鮮やかな思い出となっていたことがうかがえます。


113日は文化の日。この機会にぜひご覧ください!

なお、これらの資料は1129日(日)の特別展会期終了まで展示しています。


 投稿日時: 2020-10-26 (985 ヒット)

 明日、1027日(火)は第4火曜日のため、全館休館です。


1028日(水)より通常通り開館いたします。


開催中の「森家の歳時記―鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らしー」を引き続きお楽しみください。


 投稿日時: 2020-10-16 (2174 ヒット)

  

 

特別展「森家の歳時記」チラシのイラストは、イラストレーター・中村隆さんによる本展のための描き下ろしイラストです。

展示に登場するモチーフである雛人形(雛祭り)、シトロンの瓶(川開き)、菊の花(菊人形)、豆の入った升(節分)で四季を表現したほか、森家の住まいだった観潮楼も描いていただきました。
 
中村さんのTwitterやInstagramでは、これらのイラストの制作風景を公開中です!
 →Twitterの投稿はこちら
 →Instagramの投稿はこちら
とてもあたたかみのあるイラストですが、実は細やかな線と点を駆使して描かれています。
中村さんのイラストは、チラシだけでなく当館の外観や展示会場、図録でも彩りを添えてくれています。是非ご覧になってみてください!
 


 投稿日時: 2020-10-11 (1364 ヒット)

  

 

鴎外自筆「大正二年 当用日記」

 
第二章では、当館が所蔵する鴎外の大正2(1913)年の日記(次女・杏奴旧蔵)から、鴎外の一年間を追いかけ、関連資料と共に紹介しています。
 
107年前の今日、10月11日は土曜日でした。鴎外は長女・茉莉を小学校の校長先生の元へ連れて行き、自身が審査員を務めた文展(現・日展)の事務所や小石川植物園で開かれた医学博士・青山胤通の在職25週年のお祝いへ出かけ、三回忌を迎えた水彩画家・大下藤次郎の妻・春子に面会するなど、終日忙しかったようです。
 
日記の内容は簡潔なため、鴎外自身の細かな心の動きまで読み取ることはできませんが、父親として、文学者として、陸軍軍医として奔走する鴎外の日々を垣間見ることができます。満51歳の鴎外が駆け抜けた大正2年の日々を、是非会場でご覧ください。
 
 
※本展展示関連講演会のご参加も引き続き募集しています!詳しくはこちらをご覧ください。


 投稿日時: 2020-10-01 (1460 ヒット)

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、開催を見合わせておりました特別展「森家の歳時記―鴎外と子どもたちが綴った時々の暮らし」展示関連講演会の開催が決定いたしました!

 
本講演会は事前申込制となっております。申込方法は「イベント」ページをご確認ください。
 
 
●講演会1
「明治・大正期の年中行事と行楽―鴎外日記と子どもたちの随筆から」
講師:鈴木章生氏(目白大学教授、品川区立品川歴史館館長) 
日時:10月31日(土)14時~15時30分
申込締切:10月21日(水)必着
→詳細はこちら
 
●講演会2
「千駄木の家の春、夏、秋、そうして冬―長い、長い、幸福な日々―」
講師:須田喜代次氏(本展監修/大妻女子大学教授、森鴎外記念会常任理事)
日時:11月14日(土)14:00~15:30
申込締切:11月14日(水)必着
→詳細はこちら
 


« 1 ... 44 45 46 (47) 48 49 50 ... 132 »

ページトップ