お知らせ

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 投稿日時: 2025-04-12 (27 ヒット)

本日4月12日(土)より特別展「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」を開催いたします。
 
蔵書をもっとも大切にしていたという鴎外。その居宅・観潮楼には本があふれていたといいます。蔵書の中には鴎外に贈られた献呈本も含まれていました。本展では、鴎外に贈られた本の実物32冊を、鴎外の生涯とゆるやかに重ねあわせて紹介します。また、日記や書簡に見える記録とあわせて、鴎外が贈った本の実物10冊を展覧しています。本を通じた人物交流をご覧ください。
さらに、鴎外と同時代の文学者の献呈本20冊(個人蔵)を特別展示。展示会場で、献呈本に込められた思いを体感してください。
 
6月29日(日)までの開催です。

 

 


 投稿日時: 2025-04-03 (54 ヒット)

4月7日(月)~11日(金)は展示替えのため全館休館です。
4月12日(土)より特別展「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」」を開催いたします。
鴎外に贈られた本、鴎外が贈った本を手掛かりに、鴎外の幅広い人物交流を紹介します。
どうぞお楽しみに!
 


 投稿日時: 2025-04-01 (116 ヒット)

いつもモリキネカフェをご愛顧頂き、ありがとうございます。
このたび、これまでの原材料価格、送料高騰のため、価格改定を実施させて頂くことになりました。
2025年4月12日(土)より以下の通り実施させて頂きたく、ご案内申し上げます。
 
価格(いずれも税込み)
                   改定前    改定後
●セットメニュー         1,000円 → 1,200円
●コーヒー、紅茶、ハーブティー   450円 →    500円
●ジュース、ジンジャーエール    350円 →    400円
●アイスクリーム          350円 →    450円
 
今後も変わらず皆様にご満足いただける様、職員一同努力して参ります。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 


 投稿日時: 2025-03-25 (183 ヒット)

書簡「鴎外筆 喜美子宛」大正9(1920)年1月20日 【個人蔵(星ライブラリ)】
 
下段右端
 
巻紙に縦書きで、「美(うるわ)しき座布団一枚(ざぶとんいちまい)御恵与被下(ごけいよくだされ)忝奉存候(かたじけなくたてまつりぞんじそうろう」とあります。
 
日付は大正9(1920)年1月20日と記されており、ちょうど鴎外が58歳になったばかりの頃です。喜美子はなんらかの内祝いとして、座布団を鴎外に贈ったのでしょう。これは、その礼状です。自分は内祝いを受け取らない方針だが、「座布団ハ入用品(いりようひん)」だと鴎外は書いています。身内への礼状に鴎外の律義さが感じられます。
 
この書簡は、小説家の星新一(1926~1997)の手元にありました。星新一といえば、ショートショートで知られる小説家。しかし、鴎外の書簡が、なぜ彼のところにあったのでしょう。
 
鴎外の妹・小金井喜美子には、4人の子どもがいました。そのうち娘の精(せい)は、星製薬創業者・星一(ほし・はじめ)と結婚。星夫妻の息子・親一(しんいち)は、やがて「星新一」というペンネームで小説家として活躍することになるのです。新一にとっての大伯父・森鴎外が祖母・喜美子に送った書簡ですから、それを譲られたとしても不思議なことではありません。
 
喜美子の二つの家族、森家と小金井家の交流を象徴しているようでもあるこの書簡は、4月6日(日)まで開催のコレクション展「鴎外の妹・喜美子の家族―森家と小金井家」で、限定公開しています。
 
なお、この書簡は、星ライブラリのご厚意により、特別に本展への出品が叶うこととなりました。御礼申し上げます。
 


 投稿日時: 2025-03-24 (114 ヒット)

本サイト内の「館蔵品紹介」ページでは、所蔵資料を画像と共に紹介しています。

今年度開催の展覧会にちなんだ、所蔵資料10点を新たにアップしました。

ご自宅でも当館のコレクションをお楽しみいただけます。是非ご覧ください!


 


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