お知らせ

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 投稿日時: 2019-03-24 (1424 ヒット)

森鴎外記念館NEWS26号をアップしました!
新年号発表を間近に控えた今号では、跡見学園女子大学名誉教授の山崎一穎氏より、論考「『礼儀小言』―謚号、元号、即位式―」をご執筆いただきました。

本誌は館内配布の他、区内施設や都内文学館の一部などでも配布いたします。
また、こちら
でもご覧いただけます。是非ご覧ください!


 投稿日時: 2019-03-23 (1326 ヒット)

鴎外筆賀古鶴所宛て書簡 明治33年12月19日付


 この書簡は、展覧会タイトルの元となった資料です。
 鴎外は第12師団軍医部長として小倉に赴任し、務めを果たしていました。
鴎外の日々の職務の詳細は分かっていませんが、展示中のこの書簡からはその一端をうかがう事が出来ます。

KokuraShokan この書簡は、友人の賀古鶴所に宛て、小倉より4kmほど離れた兵舎で、チフスが絶えないため下水工事を行うことになったことを伝えています。
 そして、「公私種々ノ事業ノ為メニ夜十二時迄少シモ休マズソレ故少シモ退屈ト云コトヲ知ラズ御安神下サレ度候」と充実した日々を過ごしていることを伝えるのです。
当時、鴎外は退出後、フランス語、禅学などを学び、心理学の講義を行うなど、小倉の人と交流し学んでもいました。
 
 思いがけず始まった小倉での生活を、鴎外は自分の努力によって充実したものとしていったのです。
 

 コレクション展「少しも退屈と云ことを知らず 鴎外、小倉に暮らす」は3月31日(日)まで開催中です(休館日:3月26日)。ご来館をお待ちしています。


 投稿日時: 2019-02-24 (1148 ヒット)

2月25日(月)、26日(火)は、燻蒸のため全館休館です。


2月27日(水)からは通常通り開館いたします。


また、27日(水)14時からは、『少しも退屈と云ことを知らず―鴎外、小倉に暮らす」のギャラリートークもございます!


 投稿日時: 2019-02-24 (1440 ヒット)

 【第4期展示ガイドボランティア募集】


 当館では、館内ガイドを行うボランティアを隔年で募集しています。第4期の募集を開始いたしましたので、文学や博物館の活動に興味がある方はご応募ください。


◆対象


18歳以上で当館展示ガイドとして月に2日以上活動でき、4~7月に開催される鴎外講座基礎編(全6回)をすべて受講できる方


◆定員


15名


◆申込方法


お申込み方法のご案内をいたしますので、当館へお電話ください。申し訳ございませんが、2月25日(月)、26日(火)は休館日のためご対応ができません。ご了承くださいませ。


◆申込・問合せ締切


4月10日(水)


文京区立森鴎外記念館


電話03-3824-5511


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 投稿日時: 2019-02-06 (1871 ヒット)

【上】図書“Sanskrit-Worterbuch”Carl Cappeller, Verlag von Karl J. Trubner, 1887   

【下】雑記帳「サンスクリット語練習帳」 鴎外自筆
 
 
鴎外は小倉赴任中、職務に勤しみながら、その合間に自身の知への探究を怠ることはありませんでした。フランス語、禅学、唯識論を学ぶなど、その関心の幅広さには驚かされます。
中でも興味深いのは、サンスクリット語を独学していたということです。小倉に赴任してから半年にも満たない時期に、既に学んでいたことが分かっています。
 
写真奥の書籍は、東京に住む美術史家・大村西崖が鴎外に贈ったサンスクリット語の辞書です。さすがの鴎外も独学でサンスクリット語を習得するのは困難だったようですが、この辞書を頼りに学んでいたのでしょう。
その手前には、鴎外自筆のサンスクリット語の練習帳を展示しています。小倉赴任中に使用していたものかどうかは判明していませんが、鴎外の勤勉さを知ることができる貴重な資料です。
 
本展では、こうした鴎外の小倉での暮らしを垣間見ることができる資料を紹介しています。是非会場でご覧ください!


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