お知らせ
印章「弎木之舎(みきのや)」
これまでの研究によると、鴎外は生涯でおよそ45顆の印章を使用していたことが判明しています。現存が確認できるのは内16顆で、いずれも当館が所蔵しています。その中で最も古いものが、この蔵書印「弎木之舎」です。
この蔵書印は、鴎外が弟・篤次郎と共に収集し、東京大学医学部在学中に愛読した書物に捺されました。印文は苗字の「森」に三つの「木」があることに因んでいます。素朴なつくりで側面には「森」と彫りかけた跡があり、鴎外手製の可能性も指摘されています。
文具、印章のコーナーは、会期を前後期(前期7月11日まで/後期7月12日から)に分けて一部展示替えを行います。
2021年7月9日(木)は鴎外忌(100回忌)です。
森鴎外は大正11(1922)年7月9日午前7時、60歳で生涯をとじました。
亡くなる3日前に親友の賀古鶴所(かこつるど)が口述筆記した遺言書のオリジナルを今年も展示します。
展示期間:7月1日(木)~31日(土) ※7月27日(火)は休館日です
文京区立森鴎外記念館NEWSの最新号35号をアップしました!
巻頭コラムには、今年100回忌を迎える鴎外忌について、
森鴎外記念会事務局長の倉本幸弘氏にご執筆いただきました。
また、現在「毎日新聞」で連載中の「今よみがえる森鴎外」担当記者
須藤唯哉氏にこれまでの連載を振り返っていただきました。
本誌は当館での配布ほか、こちらでもご覧いただけます。
是非ご覧ください!
文京区立森鴎外記念館の公式YouTubeチャンネルを開設、
第一弾として現在開催中の特別展「観潮楼の逸品―鴎外に愛されたものたち」
展示解説動画をアップしました!
YouTubeチャンネルでは、展覧会やイベントなど、
記念館の活動の様子を発信していきます。
こちらからぜひチャンネル登録をお願いします!
6月22日(火)は第4火曜日のため、全館休館です。
特別展「観潮楼の逸品-鴎外に愛されたものたち」を引き続きお楽しみください。