特別展「観潮楼の逸品―鴎外に愛されたものたち」
会期:2021年4月3日(土)~9月12日(日)
◎本展覧会の会期は変更になりました。
【臨時休館】4月25日(日)~5月31日(月)
※会期中の休館日 4月27日(火)、5月25日(火)、6月22日(火)、7月27日(火)、8月24日(火)
会場:文京区立森鴎外記念館 展示室1、2
開館時間:10時~18時(最終入館は閉館30分前)
観覧料:一般500円(20名以上の団体:400円)
※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
「父は元気盛んな時代には家でも多く軍服で過し、身のまわりすべてキチンとしており、机上の書類、筆硯などその位置をくずした事はない」(森於菟『父親としての森鴎外』)
作品を執筆していたとき、陸軍省や帝室博物館に出勤する前、家族とくつろいでいたとき、鴎外を取り囲む風景の中には、数々の「もの」がありました。
硯や筆洗などの文具。落款印などの印章類。それらが置かれた小机。鴎外や家族、訪問者を迎えた玄関の扁額や、客間を飾った書や絵画。家族で遊んだ双六など…。鴎外の身近にあった「もの」は、鴎外を一番近くで見守ってきたものたちです。そこには歴史があり、物語があります。
鴎外が時に購入し、時に譲り受けたこれらのものたちは、鴎外や家族が暮らした自邸・観潮楼(現・文京区立森鴎外記念館)にとってかけがえのない逸品です。
本展では、当館で所蔵しているこれら観潮楼の逸品を展示します。明治、大正の文豪・鴎外に愛されたものたちを通して、洗練された意匠や精巧な細工を味わうと共に、それらを使用していた鴎外の姿や、飾られていた観潮楼に思いを馳せてみてください。そこから物語が立ち上がってくるはずです。
※会期中、一部展示替えがあります。展示リストはこちら。
◇展示関連事業
●展示関連講演会①
「観潮楼、遺愛の品々」
日時:5月9日(日)14時~15時30分
講師:山崎一穎氏(森鴎外記念会顧問、跡見学園女子大学名誉教授)
会場:文京区立森鴎外記念館 2階講座室
料金:無料(参加票と本展の観覧券(半券可)が必要)
定員:30名(事前申込制)
申込締切:4月26日(月)必着
●展示関連講演会②【中止】
「鴎外とたばこ~明治の文豪と嗜好品~」
日時:6月12日(土)14時~15時30分
講師:半田昌之氏(公益財団法人日本博物館協会専務理事、元たばこと塩の博物館学芸部長)
会場:文京区立森鴎外記念館 2階講座室
料金:無料(参加票と本展の観覧券(半券可)が必要)
定員:30名(事前申込制)
申込締切:5月28日(金)必着
※詳細はこちら
●展示解説
当館2階講座室にて当館学芸員が展示解説を行います。
日時:2021年【中止】5月5日(水・祝)、【中止】5月26日、【中止】6月16日 いずれも水曜日14時~(30分程度)
※5月5日、26日、6月16日の展示解説は中止となりました。
定員:先着15名
申込不要、当日の展示観覧券が必要です。直接講座室へお越しください(開場13時30分)。
※上記に加え、会期中スペシャルギャラリートークを配信予定
【ご来場にあたってのご注意】
・ご来館の際には、マスクの着用、手指消毒や手洗いなどのご協力をお願いいたします。
・発熱などの症状がある場合は、ご参加をお控えください。
・講演会中は換気のために空調を入れた上、ドアを開けて実施いたします。肌寒く感じる可能性がありますので、予めご了承ください。
・新型コロナウイルスの感染状況により、イベント内容に変更が生じる場合があります。