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カテゴリ 通常展 コレクション展「少しも退屈と云(いう)ことを知らず 鴎外、小倉に暮らす」

2019年 1月 19日 ~ 2019年 3月 31日

会期:2019年1月19日(土)~3月31日(日)
*会期中の休館日 2月25日(月)、26日(火)、3月26日(火)
開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分まで)
会場:文京区立森鴎外記念館 展示室2
料金:一般300円(20名以上の団体:240円)
*中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
*文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
*その他各種割引がございます。詳しくはコチラをご覧ください。


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 東京で近衛師団軍医部長を務めていた森鴎外は、明治321899)年6月、小倉(現・福岡県北九州市)の第十二師団軍医部長として赴任を命ぜられます。
東京での鴎外は家族とともに暮らし、職務や文業に専念してきましたが、小倉では自ら家政をとる新たな生活が始まります。東京を離れて小倉にあることによって、軍医部等の動静や文学界を、距離を置いて眺めます。そのことが、自分と他者との関係を考える機会となりました。
 一方、鴎外は土地の人々と交流し、勉強会を行い、外国語の学習をはじめ、史跡を巡るなど、新たな学びの機会を得ました。明治331900)年12月、親友・賀古鶴所に宛てた手紙には「公私種々ノ事業ノ為メニ(中略)少シモ退屈トコトヲ知ラズ」と記されており、小倉での充実した日々がうかがえます。鴎外は、明治351902)年3月までの210ヶ月を小倉に暮らしました。
本展では、鴎外の小倉での生活、職務、関心事を日記『小倉日記』『小倉日記附録』、友人や家族へ宛てた手紙などの資料から紹介します。また、作家・松本清張が鴎外の『小倉日記』から着想を得た小説『或る『小倉日記』伝』などを併せて展覧します。

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◆関連事業

●講演会 終了しました。
「清張の描いた鴎外」
講師:山田有策氏(東京学芸大学名誉教授)
日時:2019223日(土)14時~1530
→詳細はこちら

●ギャラリートーク
展示室にて当館学芸員が展示解説を行います。
2019130日、213日、27日 いずれも水曜日14時~(30分程度)
*申込不要、展示観覧券が必要です。

●学生ギャラリートーク
展示室にて文京区内大学の有志が解説を行います。
20193月21日(木・祝)11時~、14時~(20分程度)
*申込不要、展示観覧券が必要です。

 

◆同時開催コーナー展示◆
文の京ゆかりの文化人顕彰事業「明治20年代の鴎外の人物交流」
 2018年に生誕150年の作家・山田美妙、内田魯庵を中心に、明治20年代の鴎外と文学者との交流を紹介します。
*コレクション展開催中のコーナー展示です(会場・展示室1)。通常展観覧券でコレクション展とともにご覧いただけます。

 

◆鴎外誕生日記念行事◆
鴎外157回目の誕生日を記念して、2019119日(土)は、無料で展覧会をご覧いただけます。

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