鷗外講座応用編「鷗外宛書簡から学ぶ」第1回、第2回
鷗外講座応用編「鷗外宛書簡から学ぶ」
鷗外について学ぶ6回の連続講座、本年度は鷗外宛書簡を繙きます。
文京区立森鷗外記念館には、鷗外宛書簡が数多く残っています。これら書簡の差出人には、鷗外の家族に加えて、文人・軍人・医師・画家など、様々な職業の人名が確認でき、鷗外の幅広い人物交流を知ることができます。本講座では、鷗外宛書簡を読み解く楽しさや魅力を、当館所蔵の鷗外宛書簡の調査にご協力いただいている先生方にお話しいただきます(各回内容は異なり、1回ごとにご受講いただけます)。
第1回 海を渡る手紙-家族の思いをのせて
日 時:5月31日(日)10:30~12:00 延期いたします。
講 師:倉本 幸弘(森鷗外記念会常任理事)
参加費:無料(教材『滞独時代森鷗外宛書簡 オリジナルテキスト』500円)
内 容:海の遥か彼方、欧州の地で勉学に勤しむ森林太郎(鷗外)に、家族や友人たちから、いく通もの〈日本からの手紙〉が届きます。彼らのどのような思いが海を渡って行ったのか—弟篤次郎の書簡を中心にして考察します。
第2回 海を渡る手紙-留学生森林太郎への期待
日 時:5月31日(日)13:30~15:00 延期いたします。
講 師:倉本 幸弘(森鷗外記念会常任理事)
参加費:無料(教材『滞独時代森鷗外宛書簡 オリジナルテキスト』500円)
内 容:明治の初め、近代の揺籃期の日本、選ばれて欧州へと旅立った若き軍医森林太郎(鷗外)は、何を期待され求められたのか—上司・石黒忠悳をはじめとする軍医関係者の〈日本からの手紙〉を読むことを通して考察します。