鴎外筆於菟宛 明治38（1905）年5月16日付
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資料番号501046
明治37年3月、鴎外は日露戦争のため戦地に赴く。戦地には佐佐木信綱から贈られた『万葉集』を携えており、戦地からの手紙にはたくさんの詩歌がしたためられた。この葉書の短歌は、前半部が雑誌「心の花」9巻7号に、「ゆめみるひと」の署名で掲載され、「明治三十八年五月十五日於慶雲堡」として『うた日記』（明治40年9月刊行）に収められた。 |
