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特別展「観潮楼の逸品」展示会場から その5
投稿日時: 2021-07-03 (1231 ヒット)
印章「弎木之舎(みきのや)」
これまでの研究によると、鴎外は生涯でおよそ45顆の印章を使用していたことが判明しています。現存が確認できるのは内16顆で、いずれも当館が所蔵しています。その中で最も古いものが、この蔵書印「弎木之舎」です。
この蔵書印は、鴎外が弟・篤次郎と共に収集し、東京大学医学部在学中に愛読した書物に捺されました。印文は苗字の「森」に三つの「木」があることに因んでいます。素朴なつくりで側面には「森」と彫りかけた跡があり、鴎外手製の可能性も指摘されています。
文具、印章のコーナーは、会期を前後期(前期7月11日まで/後期7月12日から)に分けて一部展示替えを行います。