お知らせ
10月17日から12月4日まで、「文豪ストレイドックス」(KADOKAWA)とのコラボ企画が始まります。
2階図書室前でのイラスト展示やバッジプレゼント、田端文士村記念館と当館を結ぶマップの配布を行います。
バッジの種類は森鴎外、江戸川乱歩、太宰治の三種類。展覧会を観覧され、簡単なアンケートに答えていただいた方に各日先着50個(限定1000個)差し上げます。バッジのプレゼントは、お1人さま一日1個、観覧当日限りとさせていただきます。図柄は選べません。
各日プレゼントするバッジが終了した場合は、当館公式フェイスブッック
https://www.facebook.com/moriogai.kinenkan/ でお知らせいたします。
また、新たな情報がある場合は、随時当サイトイベントページでお知らせしていきます。
展示室では特別展「文して恋して懐かしき君に―鷗外、『即興詩人』の10年」を開催中です。芥川龍之介の書簡や鷗外の文ストでの能力名「ヰタセクスアリス」に関わる資料も展示。
文ストの中で活躍する文豪たちの実際の姿に是非触れてみてください。
現在、特別展「文して恋しく懐かしき君に―鴎外、『即興詩人』の10年―」を開催しております。
展覧会では、鷗外訳『即興詩人』をこよなく愛する画家・安野光雅氏の『繪本 即興詩人』の原画20点を展示しています。繊細で柔らかな色彩と緻密な筆致による『即興詩人』の舞台イタリアの風景が、展示室を華やかに彩っています!
羅馬に往きしことある人はピアツツア、バルベリイニを知りたるべし。(鴎外訳『即興詩人』冒頭)
物語の風景だけでなく、みなさんが旅行で訪れたり、映画で観たりした「あの」風景にも出会えるかもしれません。お見逃しなく!!!
左)スペイン階段、右)ピアッツァ・バルベリーニ / 左)ローマは不滅、右)サンピエトロ大聖堂
津和野町立安野光雅美術館蔵 ©空想工房
※画像の無断転用、転載はお断りいたします。
『文豪ストレイドックス』とのコラボ企画に関して、イベントページの情報を更新しました。
本日、特別展「文して恋しく懐かしき君に―鴎外、『即興詩人』の10年―」が開幕しました!
『即興詩人』は、デンマークの作家・アンデルセン原作の自伝的小説です。鴎外は、この作品の翻訳に、約9年の歳月をかけました。イタリア旅行記のような瑞々しい風景描写は、当時の読者に新鮮な西洋文化の疑似体験をもたらし、『即興詩人』は雑誌連載開始直後から文壇で話題となりました。
本展では『即興詩人』連載開始から単行本発行までの10年間(明治25~35年)に着目し、『即興詩人』の連載発表とともに、鴎外自身の変化、成長を辿ります。また、『即興詩人』をこよなく愛する同郷・津和野出身の画家、安野光雅による絵画作品『繪本 即興詩人』から、選りすぐりの20点を展示。鴎外の半生のロマンが閉じ込められた、『即興詩人』の世界をお楽しみください。
特別展は12月4日(日)まで開催。講演会や朗読会など、関連イベントも多数開催しますので、ぜひご参加ください!
9月26日(月)~30日(金)は、展示替えのため全館休館いたします。
10月1日(土)からは、特別展「文して恋しく懐かしき君に―鴎外、『即興詩人』の10年―」を開催いたします。
どうぞ御来館下さい。