鷗外講座応用編「鷗外宛書簡から学ぶ」第3回、第4回
鷗外講座応用編「鷗外宛書簡から学ぶ」
鷗外について学ぶ6回の連続講座、本年度は鷗外宛書簡を繙きます。
文京区立森鷗外記念館には、鷗外宛書簡が数多く残っています。これら書簡の差出人には、鷗外の家族に加えて、文人・軍人・医師・画家など、様々な職業の人名が確認でき、鷗外の幅広い人物交流を知ることができます。本講座では、鷗外宛書簡を読み解く楽しさや魅力を、当館所蔵の鷗外宛書簡の調査にご協力いただいている先生方にお話しいただきます(各回内容は異なり、1回ごとにご受講いただけます)。
第3回 書簡集から浮かび上がる鷗外文化圏
日 時:6月14日(日)10:30~12:00 延期いたします。
講 師:須田喜代次(大妻女子大学教授)
参加費:無料(【教材『森鷗外宛書簡集2(あ-い編)』3,850円】
内 容:歌人・小出粲の歌集を巡る井上通泰書簡〔106〕をきっかけに、文学者・鷗外、書家・岡山高蔭、画家・石井柏亭〔19〕、〔20〕の交流の様を追います。岡山とも因縁浅からぬ巌谷小波書簡〔135〕~〔137〕にも触れます。
第4回 書簡集から浮かび上がる鷗外文化圏
日 時:6月14日(日)13:30~15:00 延期いたします。
講 師:須田喜代次(大妻女子大学教授)
参加費:無料(【教材『森鷗外宛書簡集2(あ-い編)』3,850円】
内 容:石川啄木〔23〕~〔25〕、伊藤左千夫〔70〕~〔72〕から観潮楼歌会をふりかえります。動物学者・石川千代松〔27〕、上司の石黒忠悳〔34〕〔36〕〔37〕。そして謎の残る石川幸吉〔22〕、市川男女蔵〔60〕…鷗外の幅広い文化圏を紹介します。