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カテゴリ 通常展 コレクション展「近所のアトリエ―動坂の画家・長原孝太郎と鴎外」

2024年 1月 19日 ~ 2024年 4月 7日

会期:2024119日(金)~47日(日)
 ※会期中の休館日 122日(月)・23日(火)、226日(月)~28日(水)、325日(月)・26日(火)
会場:文京区立森鴎外記念館 展示室2
開館時間:10時~18時(最終入館は1730分)
観覧料:一般300円(20名以上の団体:240円)
 ※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
 ※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き


  


鴎外が文京区に暮らした明治20年代から大正期、区内には文学者だけでなく美術家も多く暮らしていました。鴎外の居宅・観潮楼(現・当館)にほど近い動坂にアトリエを構えた長原孝太郎(号・止水【しすい】)もその一人です。長原は小山正太郎や原田直次郎、黒田清輝に学んだ後、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)で長く教鞭を執った洋画家です。

鴎外と長原は原田を通じて出会ったようです。長原は鴎外の主宰雑誌「めさまし草」の裏表紙絵を皮切りに、鴎外の著書や主宰雑誌に優れた装丁を施しました。装丁以外にも、鴎外が長原の作品を評したり、植物を贈っあったり、鴎外没後には次女・杏奴と三男・類が長原に絵画を学ぶなど、公私に渡る交流がありました。

鴎外は長原のことを「動坂にゐる長原と云ふ友達」(小説『田楽豆腐』)と記しています。二人は互いについて多くを語ることはありませんでしたが、鴎外の仕事や暮らし、コミュニティの中に、長原の存在をしばしば確認することができます。鴎外の「友達」長原孝太郎を、館蔵資料からご紹介します。

 

※展示リストはこちら

 

◇展示関連イベント

●講演会「〈裏表紙〉で鴎外を支えた画家、止水長原孝太郎」

駒込千駄木町そして動坂町、観潮楼にほど近く暮らしていた二歳年下の画家と鴎外との文化的交流の様を追います。

講師:須田喜代次氏(大妻女子大学名誉教授・森鷗外記念会会長)

日時:202432日(土)14時~1530

会場:文京区立森鷗外記念館 2階講座室

定員:50名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)

料金:無料(参加票と本展覧会観覧券(半券可)が必要)

申込締切:219日(月)必着
→詳細は
こちら

 

●ギャラリートーク

展示室にて当館学芸員が展示解説を行います。

日時 214日(水)、320日(水・祝) いずれも14時~(30分程度)

申込不要、当日の展示観覧券が必要です。

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