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カテゴリ 通常展 コレクション展「賀古鶴所という男/一切秘密無ク交際シタル友」

2016年 12月 9日 ~ 2017年 1月 29日

会期:平成28年12月9日(金)~平成29年1月29日(日)
※会期中の休館日は、平成28年12月29日(木)~平成29年1月3日(火)、同年1月24日(火)
開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分)
観覧料:一般300円(20名以上の団体:240円)
※中学生以下無料、障がい者手帳ご提示の方と同伴者1名まで無料
会場:文京区立森鴎外記念館展示室2


         

 

 「何事でも打ちあけて相談するといふ友達は生涯に一人あれば沢山だ。」(森於菟「鴎外のことば」より)

 
 賀古鶴所(かこ・つるど / 安政3年~昭和6年)は、浜松藩(現在の静岡県浜松市)藩医の長男として生まれ、東京大学医学部卒業後、陸軍軍医に任官、のちに日本における耳鼻咽喉科の基礎を築いた人物です。 
 賀古は鴎外の親友としても知られています。大柄で豪傑だったという賀古は鴎外よりも6歳年上でしたが、二人は東京大学医学部の学生時代に出会い、生涯親友であり続けました。その長い交際期間の中で、鴎外は自らの悩みや困難を賀古に打ち明け、賀古から助言を受けることもありました。鴎外にとって賀古は、「一切秘密無ク交際シタル友」(森鴎外『遺言』)であり、全幅の信頼を寄せることができる存在だったのです。当館には、大学を卒業した明治14年から鴎外が亡くなる大正11年まで、二人が交わした書簡が250通以上残されています。その内容は、仕事、家内、政治情勢、詩歌のやり取りから他愛のない話まで多岐にわたり、二人の固い絆をそこかしこにみることができます。 
 長きにわたり鴎外を支え、励まし続けた賀古と鴎外の深い友情は、鴎外自身に何をもたらしたのでしょうか。二人の間で頻繁に交わされた書簡などを中心に、鴎外と賀古鶴所の友情の軌跡をたどります。
展示リストはコチラ
 
 
●展示関連講演会
「賀古鶴所と鴎外―兄たり弟たり―」
講師:宗像和重氏(早稲田大学教授)
日時:平成29年1月22日(日)14時~15時30分
会場:文京区立森鴎外記念館2階講座室
定員:50名(事前申込制)
料金:無料
申込締切:平成29年1月6日(金)必着
※申込方法はこちら
 
●ギャラリートーク
展示室2にて当館学芸員が展示解説を行います。
平成28年12月21日、平成29年1月11日、25日
いずれも水曜日14時~(30分程度)
申込不要(展示観覧券が必要です)
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